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住宅への思いは強く、「住宅ってなんだろう?」、「居心地、落ち着き、気持ちよさとは?」などという目に見えない、答えのなかなか見えないこをとずっと考えています。 麻生英之建築設計事務所 関連ページ 以前の記事
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家の設備の中には当たり前に思って使用している機器で使用しているうちに疑問がわいてくる事があります。 高塚の家の奥さんと意気投合したのがシングルレバーハンドル水栓の問題点でした。 シングルレバーハンドル水栓は一つのハンドルで水とお湯を混ぜて出せる水栓で、洗面もキッチンもほとんどの家がこれを使用しています。問題点として、どちらにレバーをむければお湯が出るのかわからない人が多く、無意識にお湯を出すつもりがなくても出してることです。 ちょっと手を洗うくらいなら水で充分だし、夏場は顔を洗うのも水でする人も多いと思います。特に子供は無意識にレバー中央で操作する事が多く、そのたびに給湯機は動いてしまっています。給湯機は動いてもすぐにはお湯はこないので結局水だけで手を洗っています。 高塚の家では洗面もキッチンも2ハンドル混合栓をセレクトしました。自分で操作するときに意識して水、お湯を出すような形です。最適な温度にするためには2個のハンドルを調整しなくてはなりませんが、それもなれればそれほど問題ありません。 高塚の家のキッチンは工務店に作成を依頼したオリジナルです。メインの水栓は毎日手で触る部分なのでドイツのグローエの2ハンドルをセレクトしています。そして浄水器用に別にもう一本水専用の水栓を出しています。 水栓の歴史は、水だけの水栓から、お湯の水栓も追加されその後、2ハンドル、そしてシングルレバーと便利になるように進化してきました。 便利になったようでも、人それぞれ使い方、考え方は違うのです。家やその設備をについて自分達らしい生活がどのようにしたら送れるか考えてみましょう。
by aso-hint
| 2017-03-31 16:18
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